こんにちは :fighterm:
皆さんは今まで“腰痛”を経験したことがありますか?
腰痛持ちは男女共に多く、厚生労働省の国民生活基礎調査(2010年)では
男性が訴える症状の1位。女性では肩こりに次ぐ2位が腰痛なんです :yawn:
腰痛の原因としては、腰の骨やその周囲の筋肉の異常、ストレスそして内臓の病気
などがありますが、原因の大部分を占めるのが腰の骨やその周囲の筋肉の異常です。
そこで本日は代表的な腰痛についてです :lamp:
まず、腰痛には大きく分けて急性の腰痛と慢性の腰痛があります。
急性の腰痛・・・代表的なものが急性腰痛症、腰椎捻挫(通称:ギックリ腰)
何かしようと体を動かしたとたん、ギクッと腰に痛みが走り、少し体を動かそうと
するだけで激痛が生じる 😥 いわゆるギックリ腰です。ギックリ腰は、背骨を支えて
いる筋肉や靭帯、椎間板、椎間関節が傷つくことが原因といわれていますが、
はっきりとしたことはまだ分かっていません。
ギックリ腰の特徴は強い腰の痛みで、足先までしびれや痛みを生じる事はなく、
多くは1〜2週間で痛みは治まります。
慢性の腰痛・・・代表的なものが慢性腰痛症(筋肉疲労による腰痛)
一度おさまった腰の痛みが後になって再び起こったり、初めはそれほど気に
ならなかった痛みがしばらくするうちにだんだんとひどくなる。
慢性の腰痛を訴える方の中で一番多い腰痛です。
デスクワーク、立ち仕事など長時間同じ姿勢を保っていると背骨を支える筋肉が
疲れてきます。
その結果、腰が張ったような、重い感じの痛みが生じます。このような腰痛に対しては、
顎を引き、背筋を伸ばすような正しい姿勢をとるよう心がけることが良い治療法となります。
また、長時間同じ姿勢を取らざるを得ない仕事の人は、30分に一度くらいは背筋を伸ばし
たり、軽いストレッチを行うようにします。また、背筋や腹筋の筋力増強が必要です。
主な治療・・・症状や原因によっては、入院して治療を行うこともありますが、
腰痛の治療の基本は“安静にする”ことです。
腰痛の治療は、急性期と回復期で異なっています。急性期とは激しい痛みが続いている
時のことですが、その間は、安静にして腰に負担がかからないように横になります。
冷湿布などで幹部を冷やすことも効果的です。回復期には腰を温め、腰に負担がかから
ないように気を配って、少しずつ身体を動かします。
急性期に行った冷湿布はいつまでも続けていると、筋肉が硬くなって回復が遅れます。
痛みが和らいだら腰を温めるようにします。
腰痛を起こしやすい人・・・若い世代は過激なスポーツによって腰痛を起こすケースが
多く、中高年以上では運動不足、肥満、過労、ストレスなどが引き金となって腰痛が
起こりやすくなります。
腰椎や椎間板は老化によって変性する事が多く、高齢者の場合は骨粗鬆症のような
病気で骨がもろくなって腰痛を起こす場合もあります。
以上、腰痛について簡単にご説明しましたが、悩んでいらっしゃる方、まずは痛みが
治まるまで安静にして、その次は筋力が落ちないようラグザでトレーニングしましょう。
トレーニングやストレッチ方法などはお気軽にスタッフにご相談ください :fighterm: